家電量販店系オススメクレジットカード

サービスによっては乗り換えもアリ!?

近年、各家電量販店は独自の提携カードを発行し、顧客の囲い込みに積極的。基本的には、よく利用する店舗のカードを持つのが好ましいが、サービス内容によっては、多少店舗が遠くても乗り換えた方がお得になる場合もある。

ゴールドポイントカード・プラス

ヨドバシで現金より+1%

ヨドバシカメラのゴールドポイントが貯まるクレジットカード。ヨドバシ利用時は現金払い時のポイント付与率に加え、クレジット利用による1%のポイントも加算。ヨドバシで買った商品(ノートパソコンなどを除く)の破損・盗難などの損害を購入日から90日、年間100万円まで保証する保険も利用可能で、年会費3,900円の「ヨドバシ・プレミアム」に加入すれば、補償対象や補償期間も拡大できる。

ヤマダLABI ANAマイレージクラブカード セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード

ヤマダ電機でWポイント

ヤマダ電機のポイントカード機能、ANAマイレージクラブの機能も付帯。ヤマダでは現金払い時と同率のヤマダポイントに加え、クレジット利用による永久不滅ポイントも加算。ANA、コスモ石油、出光などの優待店でも、通常の永久不滅ポイントに加え0.5〜1%のヤマダポイントを付与。永久不滅ポイントは1000ポイント以上でヤマダポイントに交換すると、通常の1.2倍の1ポイント=6円相当に。

ビックカメラSuicaカード

Suica支払いがお得

Suica機能とビックカメラのポイントカード機能を付帯。一般加盟店でクレジット払いの際は、ビックポイントとビューサンクスポイントを同時付与。ビックカメラでは現金払い時と同率のビックポイントを付与。JR東日本での定期券購入やSuicaチャージ時はビューサンクスポイントを1,000円につき6ポイント(15円相当)付与。WEB明細を利用すれば明細発行のたびに20ポイントのビューサンクスポイントも付与。

ビックカメラJ-WESTカード「エクスプレス」

ビックカメラのカード利用で現金同率10%のビックポイント+J-WESTポイントが0.5%還元。スマホやパソコンから東海道・山陽新幹線を予約できる「エクスプレス予約」、山陽・九州新幹線、JR西日本・JR四国・JR九州エリアの特急列車を予約できる「e5489」も利用可能。

エディオンカード

エディオン各店舗買物で、現金同率100円=1ポイントが付与。公共料金やスマホの支払いでも同率が還元されるのは嬉しいところ。貯まったポイントは1ポイント=1円分として使える。15万円以上のショッピング利用で次年度の年会費が無料になるので、大きな買物に使いたい。

系列カードの有無でポイント還元が激変

ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダ電機の3社は、10%を基本とした高いポイント還元を受けられるが、クレジット払いになると現金払いになると現金払いに比べ2%ほどポイント付与率が落ちてしまう。しかし、各社とも関連するカードでの支払いは別。現金払いと同率、もしくはさらにポイントを上乗せできる。

現金同率の還元と付帯サービスに注目

一般的に、家電量販店でクレジットカードを使うとポイント還元率が下がるが、各社と提携しているカードを使うと現金払いと同率のポイント還元が得られる。これが、大きな特徴といえる。ただし、ヨドバシカメラのゴールドポイントカード・プラスのように、現金払い以上の還元率を実現するカードもあり、高価な商品を購入する際に利用すれば、大量のポイント=キャッシュバックが得られてお得。

他のポイントと連携

ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードセゾン・アメリカン・エキスプレス・カードは、1枚でヤマダポイント、永久不滅ポイント、ANAマイルの3種類が獲得でき、移行先も豊富なので非常に便利。

家電系カード選びのコツ

家電系カードは系列店以外の利用でも還元率が高い物が多く、メインカードとしてもオススメ。ただし、ポイントばかりを追い求めて、そもそもの価格差や、店までの交通費・移動時間などを無視しては本末転倒。総合的に判断してカードを選ぼう。
また補償・修理サービスにも注目。購入した商品にトラブルがあってもサポートしてもらえるカードもあるのでこういった視点で選んでいくことがおすすめ。